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福岡市は早良区のカスタムショップ キッド・カスタムファクトリーの日常

W6 アルミタンク溶接編

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やっと出来ました、3次元パズルのピースが。

これらを組合わしてタンクの上側を成形していきます。

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アルミの溶接が難しいと言われるのは、鉄に比べて溶ける温度が低いうえに熱が広がりやすく、
もたもたしてるとすぐに穴が開く為です。

まあ、それは慣れてくれば、なんて事無いんですが、
タンク製作となると、ビードを削るためにすべての溶接で確実に裏ビードを出さねばなりません。
DSCF3302.jpgDSCF3301.jpg 
ここで更に、アルミの溶け込み難い性質が邪魔をしますが、そこは覚悟を決めて、大穴あける勢いでガンガン溶け込ませます。
しっかり裏が出てます、これならGASはもれません。
見えないところはどうするかって?

カンです! 正確には表から溶接しながら、裏がどのくらい出てるかを感じ取らないといけません。

そして最後に仕上げのトンネル溶接。
DSCF3304.jpg
ここはビードを削らずに残すので、美しいビードを残したいものです。

DSCF3309.jpg
あ~祈ってますね、作り物の神様に祈ってます。

まあ、ここまで来るのにだいぶ苦労してますからね、バシッと決めたいトコです。

DSCF3314.jpgDSCF3311.jpg
決まった!
なかなかいいビードが出てます。

そんなこんなでキャップなどを残してタンクの形は完成!

DSCF3327.jpgDSCF3331.jpgDSCF3335.jpg
今回のタンク、正直今までで一番難しいタンクでした。
簡単そうな形なんですが、このタンク、見ての通り、直線と真円を組合わしたような形です。
それはゴマカシが利かなくて、なかなか厄介な形なんです。
昔、鈴鹿の師匠に言われました。
「城戸君、曲線ってーのは直線と直線の間に円があるんだよ、タラーっとした線書くんじゃねー!」

教え、守っております。


あ! 先輩がプレゼントを持って来てくれました!
DSCF3343.jpgDSCF3341.jpg
どこで見つけてきたのかハーレーのTシャツ、イベントにでも着て行こうかな、有難う御座います!!
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2010-08-30 : ・製作記 W650 「WILD BERRY」  : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Author:キッド
―KID CUSTOM FACTORY―キッドカスタムファクトリーはハーレー・ダビッドソンを中心としたカスタムショップです。
世界に一台、あなただけのカスタムバイクを製作いたします。その他、一般整備、車両販売、車検、など、バイクライフをサポートいたします。

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