W650 製作記
W650の製作が始まりました。
とりあえずいらないパーツを外してにらめっこ。

ん~W650はなんと言ってもエンジンが特徴的なバイク、
このエンジンを強調させて車体は極力シンプルにいきたいところです。
さらに、エンジンが丸みを持った有機的な造形なんで、車体も合わせて丸みを持たせていきたいですね。
オーナーさんは小柄な女性ということで、細身で、車高もかなり落としたいですね。
と、こんな感じで大体のイメージは頭の中に出来上がったんで、作業に入ります
車体に丸みを持たせるということは・・・




はい、開始早々パイプ曲げ地獄!
工場温度40℃を超えそうな中、理想のRを作るためひたすらバーナーであぶって曲げまくりです。
ちなみに私の曲げ加工技術は、鈴鹿のレースメカニック時代、
マフラー製作をしている無口で恐そうな職人さんのところに、飛び込みでお願いして、教えて頂いたものです。
恐い思いしてよかった~。
とりあえずいらないパーツを外してにらめっこ。

ん~W650はなんと言ってもエンジンが特徴的なバイク、
このエンジンを強調させて車体は極力シンプルにいきたいところです。
さらに、エンジンが丸みを持った有機的な造形なんで、車体も合わせて丸みを持たせていきたいですね。
オーナーさんは小柄な女性ということで、細身で、車高もかなり落としたいですね。
と、こんな感じで大体のイメージは頭の中に出来上がったんで、作業に入ります
車体に丸みを持たせるということは・・・




はい、開始早々パイプ曲げ地獄!
工場温度40℃を超えそうな中、理想のRを作るためひたすらバーナーであぶって曲げまくりです。
ちなみに私の曲げ加工技術は、鈴鹿のレースメカニック時代、
マフラー製作をしている無口で恐そうな職人さんのところに、飛び込みでお願いして、教えて頂いたものです。
恐い思いしてよかった~。
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この梨食べようかな~ やめようかな~
W6 アルミタンク溶接編

やっと出来ました、3次元パズルのピースが。
これらを組合わしてタンクの上側を成形していきます。


アルミの溶接が難しいと言われるのは、鉄に比べて溶ける温度が低いうえに熱が広がりやすく、
もたもたしてるとすぐに穴が開く為です。
まあ、それは慣れてくれば、なんて事無いんですが、
タンク製作となると、ビードを削るためにすべての溶接で確実に裏ビードを出さねばなりません。


ここで更に、アルミの溶け込み難い性質が邪魔をしますが、そこは覚悟を決めて、大穴あける勢いでガンガン溶け込ませます。
しっかり裏が出てます、これならGASはもれません。
見えないところはどうするかって?
カンです! 正確には表から溶接しながら、裏がどのくらい出てるかを感じ取らないといけません。
そして最後に仕上げのトンネル溶接。

ここはビードを削らずに残すので、美しいビードを残したいものです。

あ~祈ってますね、作り物の神様に祈ってます。
まあ、ここまで来るのにだいぶ苦労してますからね、バシッと決めたいトコです。


決まった!
なかなかいいビードが出てます。
そんなこんなでキャップなどを残してタンクの形は完成!



今回のタンク、正直今までで一番難しいタンクでした。
簡単そうな形なんですが、このタンク、見ての通り、直線と真円を組合わしたような形です。
それはゴマカシが利かなくて、なかなか厄介な形なんです。
昔、鈴鹿の師匠に言われました。
「城戸君、曲線ってーのは直線と直線の間に円があるんだよ、タラーっとした線書くんじゃねー!」
教え、守っております。
あ! 先輩がプレゼントを持って来てくれました!


どこで見つけてきたのかハーレーのTシャツ、イベントにでも着て行こうかな、有難う御座います!!